いろいろあってPCを初期化した。よい機会だったので前から気になっていたブラウザ「Vivaldi」を入れてみた。
使い始めてからまだ時間はたっていないが、現状特に問題は起きていない。
細かいところで気になる部分はあるが、オンリーワンな長所を持ったブラウザではあると思うので所感を記す。
目次
Vivaldiとは
Operaの作成者が独立して作ったブラウザ。決して怪しいブラウザではない。
世界的なシェアは低いが、日本人ユーザーが非常に多く、日本でのシェアは第7位(2018年)
マイナーなブラウザでは一番メジャーである。
ブラウザなんて全部機能的には似たり寄ったりなものが多いが、
Vivaldiは革新的な機能が多いので選択肢としては十分考慮に入れていい。
仕事はChrome。プライベートではVivaldiなんてのもよいと思う。
Vivaldiだから「こそ」のいいところ
YoutubeとTwitterが1画面で見れる。
使用1日目から一番心に染みて感じたメリットはこれである(作業しろ)。
もっと汎用的な機能として説明すれば、異なる2つのサイトを左右に並べることができる。
上記の通りYoutubeのライブ配信を見ながらツイッターを見たり。
Youtubeのライブ配信を複窓したり。
ブログを書きながら調べ物をしたり―と用途は広い。
しかもVivaldiはメモ帳の機能もあるので調べながらメモなんてこともできるのが嬉しい。
ウェブパネルに登録すれば、ワンクリックで分割表示できる。
例えばTwitterを登録すれば、どんなページにいるときもTwitterアイコンをクリックすれば
スッと左からTwitterの領域が出てきて2窓できる。
悪魔の機能である。
いろいろカスタマイズできる
色だったり壁紙だったりメニューの位置だったりetc etc…
別にデフォルトでも構わない。気なる部分に手を入れていこう。
その他便利な機能
「開いているタブ」を保存できる。
セッションという機能で「開いてるタブのブックマーク」みたいなのができる。
「タブのタブ」が作れる。
タブスタッキングという機能で一つのタブに複数のタブを入れられる。
サイトにショートカットが割り当てられる。
「クイックコマンド」という機能。慣れるとすごく早い。F2キー。
分割表示で複窓できる
「タブタイリング」異なるサイトを一画面に表示できる。
Vivaldi 「 にも」ある便利な機能
複数プロファイル(複垢)に対応
私はサイト運営用のアカウントと個人用のアカウントを分けている。
今まではGoogleアカウントで管理していたが、VivaldiではVivaldiアカウントで同じことができる。
正直Chromeを使っていた理由の4割くらいは複数プロファイルだったので、
Vivaldiでも使えるのは非常にありがたい。
使えなかったらVivaldiにしてなかったと思う。
ちなみにできるようになったのは最近のようだ。
Chrome拡張が使える
Chromeの豊富な拡張機能がそのまま使えるのはうれしい。
Chromeからの移行もスムースにできるのは小さくない利点だろう。
Vivaldiの些細な不満点
プロファイルのアイコンの画像が選べない
使用中のアカウントは、Vivaldiアカウントのアイコンが表示されるのだが、
プロファイル切り替え時のリストのアイコンは決まったものからしか選べない。(改善して)
プロファイルのアイコンや名前は「 chrome://settings 」で変えられる。
複数プロファイル時にタスクバーの区別がつかない
わりと不便。改善してほしい。
まとめ
比較的新しいブラウザでコミュニティも活発なので今後にも期待できるブラウザだと思う。
複数プロファイルも少し前までは公式にはなかった機能なので、上記の不満点も徐々に改善されるだろう。
今後が楽しみなブラウザである。